泉 康雄の言いたい放題、2005〜6年サイトマップ

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「放題」の語源は和歌の「傍題」といわれています。題から外れた事物を歌うのが「好き勝手な振る舞い」という意味につながったと考えられます

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2006

12月

14日 論文"Optimization of Iron Intercalated Montmorillonite Preparation for the Removal of Arsenic at Low Concentrations"のゲラ校正完了
12〜13日 火〜水 怒濤の快進撃、つくば巡業

11月

28日 お宝の前に、始めて2年を過ぎている研究の論文化。関連論文のコピーはすでにこのキャンパス特有のざらざらした土埃を薄く被っている
23日 激戦の高エネ、SPring-8連戦終了。留守中の分校、自宅宛の書類を整理して、さあ、見つかったお宝の論文化だ
22日 往路は静岡を過ぎた頃から日が暮れて、暗闇の中にライトを照らして順調だったのに、復路は11:45に現地発、平均110〜120キロ/hのハイペースで進むも、15:20に豊田の事故渋滞に捕まる。自分史上初めて、SPring-8往復途中に高速を降りて、岡崎から乗るが、下道も混んでいて致命的なタイムロス。17:30過ぎ、浜松でも事故渋滞。19:45頃にとどめの厚木事故渋滞にかかり、分校到着は20:19だった。帰りのラジオから流れたアルバム「ホテルカリフォルニア」からの数曲、知らない曲があるなあ
16〜22日 木〜水 佐用SPring-8巡業
12日

実に面白い実験結果が得られ、昨日とはうって変わって快晴のつくば。クルマで街路樹の大通りを抜けていくと、強風で次々落ちてくる落ち葉のトンネルを抜けていっているような気がした。都市計画においてどんな高価な建築物も、街路樹の効果にはかなわないナ。復路にクルマのラジオで流れたEPOの「風のような音楽」、気に入った

11日 ビームラインで"Photo-oxidation of Ethanol on Mesoporous Vanadium-Titanium Oxide Catalysts and the Relation to Vanadium(IV) and (V) Sites"の最終稿を完成(投稿分にわずかな追加をしただけだけど)、編集者に送信する
7〜12日 火〜日 つくば巡業

10月

12〜13日 木〜金 福岡巡業

9月

26〜29日 火〜金 越中巡業
23日 阪大のDNA複写に詳しい先生、こっそりウソのデータまで複写してしもうて、助手の方が学校で自殺されはってしもうた。複写は細胞レベルだけにせなアカンわな
16日 学生のガラス細工の補修をしてやっていたら、自分は形成外科医か幹細胞臓器形成の研究の方が向いていた気がする。石川啄木がじっと手を見る気分
1日 夏のあいだ中、いや記憶が定かでは無いが春先からずっと水を遣るのを忘れていた職場のサボテン2鉢。乾燥した様子などおくびにもみせずに凛としている。少し多めに水を遣ると、ジュッという音が心地よかった

8月

25日 久しぶりに実験用のプログラムを書き換える。昨日までファイル出力に問題があって、自分のコードのミスかな?と思っとったら、メモリー確保領域のサイズという簡単な理由だった。完成に近づいてきた、と湿りがちな亜熱帯的な気候の中でも少し気分が高揚(BGM:ベートーヴェン後期弦楽四重奏)してきたら、プログラムがクラッシュして、復元不可能。一時間前のバックアップからやり直し。プログラミングは人生そのものだ
16日 自宅でひと冬を越したクワガタムシ(雄)であるが、ここ数日の暑さで元気が無い。土から出てきて、朦朧としている。下手に水を掛けたりして溺死させてもいかん。昆虫用の好物エキスを身体にかけてやった。これは終末医療なのかもしれん
15日 パロアルトのケンブリッジ通りの郵便局から先月17日に送った船便が届く
10日 自分の講義を聴いて、その分析法が自分の全く知らないテクノロジーに適用され、お陰で、クラシック音楽を瑞々しく再生したり、はたまた病院での診断法になるかもしれないのか。ひどく時間がかかるが、知らない分野のレポートを70通以上も読むのも悪くない
9日 イラストレーター10で図面がやっと出来た、と思ったら、保存時にクラッシュし、更新内容が全部消えてしまった。最近のバージョンにするとクラッシュは減るのだろうか
8日 講義に関連する論文を読んで要約・論評せよ、というレポートを採点していると、結局、元論文の科学的重要性の判定になってしまう。往年の名曲カバーの売れ行きは、つまるところ原曲の普遍性に依存するのによく似ている
8日

光の密度こそやや劣るが、温度や湿度ではカリフォルニアを凌ぐ日本の夏だったが、今日は雨。明け方、どえらい雷が鳴っていた。毎年夏に想うが、自然のもつ莫大なエネルギーに対して、人間活動の何とスケールが小さいことか。アリの活動と大差ない

5日 自宅用に中古ノートパソコン購入、および液晶モニター故障のデジタルビデオ機を3CCD機に更新

7月

21日 スタンフォードでは聴く気にならなかったベートーヴェンが、日本に帰ってくると実に心に沁み入る。ベートーヴェンは耐え忍ぶ文化と親和性が高いのだろうか
18〜19日 火〜水

9時15分、ホテルの部屋を撤収。チェックアウトを済ませ、鉄路とバスで南の空港へ。12時55分には米国本土を撤収

離陸後しばらくして、サンノゼ上空から小高い丘の連なりを横断して、太平洋へと出る。緑がボツンポツンとある丘にも住民がいるのだろう、小径がカーブの重なりを描いて山頂へと続いている。何とも印象的なので、ビデオに撮る

 

同じ太平洋沿岸なのに、東側と西側ではこうも違うのか。成田上空は分厚い雲に覆われていて、窓から下を覗いていると雲の間に地面が少し見えたのが着陸数分前。再び、白い雲しか見えなくなり、地面が視界に再度入って約1分後に着陸。レーダー支援の現代に較べ、昔の空軍パイロットなどはこのような天気でも名人芸で着陸したんだろうなあ

17日

論文レビュー等は終えて、学会で意見交換した際の論文等を読む。カリフォルニア州免許の更新。運良く、路線バスはなぜか全て無料(バス会社の記念日?)。インターネットで予約をしていたが、余り意味はないようで、午前10時にRedwood Cityの陸運(DMV)に行くと、記入書類を渡され、名前やドナー登録をチェックして顔写真をとってもらう。本人が直に行かないとダメなんだな。


街で見かける東洋人のほとんどは中国人。望みもしない中国人のおジイさんに話しかけられるが、中国語分かる訳無いでしょ! 学会に来ていた日本人が帰って、日本語を使っていない。現地人でも英語がほどほどの人も多く、一週間もいるとこの地に慣れて(横暴になって?)きた。独りで居ると、道やらバスやら店やら、なんやかいや訊かれる。

持参した土産より、持ち帰る土産の方が多くなってしまった。帰路が思いやられるので、学会要旨集、洗濯済衣服少々、地図等をケンブリッジストリートから船便で送る。約30ドル。

夕方まで、かつてのアパートメント付近を散策、ビデオ撮影。持参した日本円は使わず仕舞い。残金16ドル

16日

道に迷いまくっている自分に道を聞いてくる人が何人もいるとは、何とも不思議な国である。

「(ハイウェー)280に乗るには、サンドヒルのどっち方向に行ったらええんですか?」
「エスコンディドの中の何とか通りはどこですか?」
「このバス、カリフォルニア・アヴェニューにいっとるんですか?」

夜3度目の洗濯。

15日

いつもトンボ帰りして楽しくもない職場でため息をつくため、土地勘もあるスタンフォードで少し羽根を伸ばす。大柳さん(産総研)にホテルのロビーで、お先に、といわれる。彼はホテルの送迎バンを愛用していたようだ。

午前は、10年前訪問していた受け入れの先生(今回の会議主催者でない方の先生)および研究室を訪れると、出発前にアポをとっていたせいもあるのか、当時の研究を引き継いだ研究をやっている学生二人を土曜というのに待機させてくれていた様子。もう忘れ去られていると思っていた研究なのに、やらせにしては出来過ぎで、学生は自分の書いた論文を机に拡げ、参考にしながら、今回の学会の論文集の原稿を作っていた。


先生とロダンをみながら昼飯にする。


昼間学会に出ずっぱりでなければ、一日随分沢山のことができるものだ。審査を頼まれた論文をひとつづつ片付けてゆき、それぞれ審査票を送る。10年前に読んだ大岡昇平「野火」(10年前こちらで購入4ドル53セント)を昼飯や無料バスの中で読了。この地で読むと妙にしっくり来る。日本ではあれほど好きなベートーヴェンやヤナーチェクがここではピンとこないのに。わが精神のルーツなのかもしれん。結構喉が渇く。

さらに徒歩でかつての知人宅を訪問。タッチのタイミングで外出されたいたので、ちょっとSan Antonioショッピングセンターのタワーレコードへ。子供の土産DVDとヤナーチェクの弦楽四重奏曲集(メロス四重奏団)が安いので買う。 10年前と異なり、価格破壊で日本の方が物価が安くなっているのがよく分かる。フルートのジャン・ピエール・ランパルのところをみると、やたらと日本の童謡とかを吹いたCDが置いてある。日本では全然見ないんですけど。

再び知人宅へ向かうバスで、富貴寿司、そして靴屋さん(フットロッカー)とその奥の電器店(フライズ)が見えた。知人は残念ながら、高齢のためかなり弱っていた

14日

学会終了。終わってみれば、各人の自己満足のための発表会、ワインとコーヒーが消費され、各国の税金が飛行機代やホテル・モーテル代になった、という気がしないでもない。

見学会ではとんぼ返りだった、サンドヒルからSLAC方向の小山をマルグリットから眺めつつ、再度スタンフォードショッピングセンターへ。土産の他に、ソニーショップでデジタルビデオテープ購入。

夜、二度目の洗濯

13日

二日酔いと徒歩の疲労から、昼から学会へ。

サンドヒルの新築(10年前からすると)住宅地からマルグリットに乗る。サンドヒルからパスツール、昔はRoute Aと呼ばれていたものが、サンドヒルの新築コンパートメント(ハイアット他)の方に行くため、Route Cと改称されている。昔のAは昔の順路に準ずるが、カリフォルニアアベニューへは行かず、エスコンディドを廻って、お役目御免。Cに乗って、カリフォルニアアベニューに着く。

 

12日

午後3時くらいからスタンフォード放射光施設の見学ツアー。旧知のPatに案内してもらう

夜の懇親会のあと、フーバー塔の反対側に歩いてしまったようで、食事がほとんど出ずにワインばっかり飲んでいたせいもあって、徹底的にキャンパスを迷ってしもうた。6月の懇親会後の阪大キャンパス(モノレールに乗り遅れるが、タクシーで新幹線には間に合う)に続き、いい運動になった

 

11日

昼に、トレシダーにゆき、ユニオンバンクのATMがあるかと思いきや、無いので、他の銀行のATMで100ドル下ろす。残額1858ドルになったが、維持手数料をとられないか心配。あとで銀行に人に聞いたら、1000ドルでいいそうだ

十年は短いとはいえん。化学の駐車場は潰され、新しい建物に。 それでももっと凄いのは、有楽町新ホール(ZARDのコンサートをやったところ)みたいな建物が病院と化学の間、芝生の辺りに出来て居る。サンドヒルには、なぜかオーククリークだけでなく、それ以上の高級コンパートメント街が。

夕食後もの凄い睡魔に襲われまたうたた寝してしまったため、それともキャンパス一周に加え、夕方ショッピングセンターまで人と合わせて歩いたりしたからか、夜中の2時というのに洗濯

10日

ホテルからエスコンディドから消防署のところを通って、シェラ、ガルベスと行くと会場。道が分かれば徒歩でも20分もかからない。キャンパスも狭いものだ。口頭発表終わり。目標設定が低いが、この海外出張の仕事はこれで半分以上終了。普段余り話をしない先生たちと話したり、昼食でキャンパスを案内(?)したりと、かなり充実した一日。


発表では準備の際にいろいろ知恵を働かせていたこともあり、外人さんたちがいろいろ質問をくれた。前からの友達もいるし。不思議と自分の話になると、英語は全部分かるなあ、まあ相手さんたちもヨーロッパ語とかを話すんだろうけど。やはり今回は、実験で面白い発見、意外性のある新事実が出ているので、面白い話にできたと思う。野球選手の打率等と同じで、好不調が研究にも間違いなくある。


キャンパス周辺では、無料キャンパスバス(トヨタレンタリースの20人乗り程度のマイクロバスみたいなやつ)が見当たらないなあ、と思っていたら、よくみると、路線バスと同じサイズ(普通のいわゆるバスのサイズ)になっている。10年も経てば、いろいろ変わるわな。

 

夕食から帰ると、メールチェックしていたら急に睡魔が襲ってきて、数時間寝てしまった。時差が直らない。デジタルビデオはモニターを一定の角度に配置しないと映らない。8年も使っているし、買換えは仕方ないだろう

9日(時差16時間分を含む) 息子のサッカーの応援に行ってから、東急〜地下鉄〜京成と成田に向かう。

アメリカ大陸に近づく。小山の並びのほんの海側の小さな地域が拓けて、シリコンバレーなりの田舎町が分布している様子が窓からみえる。10年前なのに、今だに記憶に残っている晴天である。しばらくして着陸。定刻到着のサンノゼ、入国審査ゲートはかなり並んだものの、その後、空港路線バス、カルトレインとそれぞれ5分も待たずに乗継ぎ、カリフォルニア・アベニューに12時半頃到着。

徒歩でビデオを撮りながら、テラスイン・ホテルまで歩く。ホテルカリフォルニアは確かにマルグリットの停留所に今もある。ホテルカリフォルニアの道向かいは画材屋。マルグリッドC。の停留所になっている。 ホテルカリフォルニアの下(カリフォルニアアベニュー沿い)には、今もベーカリー。Ashストリート沿いには写真のような店(ファストフード)。ホテルの裏は、変わらず駐車場だ。


チェックインして部屋に着くと、13時。外見はまずまずだが、部屋はバカに広く(人間ひとりなのに、二つベッドがあるし)、綺麗に掃除してある。10年前にスタンフォードに初めて来たときもそうだったが、いちいち移動するのに距離感があって、場違いなところに来てしまった感覚にとらわれる。


インターネットが1時間くらい悪戦苦闘してもつながらない。どう考えても、ケーブル端子の壁側が接触不良のはず、といぶかしく思っていたら、運良く、ドア補修にメンテのオジさんがやってきた。ついでに聞くと、そちらは旧端子で、今使っているのはこちらです、と机の下を指差す。こっちは、セミ・エコノミー症候群で脚がパンパンで、机の下までうつむいてみる気力がなかったよ。ベッドでちょっと寝てしまう。16時に起きて、バンで送ってもらい会場に登録に出かける。

 

10年前こちらでお世話になった先生たちご夫妻(会議主催者)に江戸切り子を渡すと、喜んでくれる。会場は10年前には無かった、新改築のもの。

カリフォルニア・アベニューでビデオ撮影をしていたら、8年間使い続けたデジタルビデオのサイドのモニターが映らなくなる。接触不良のよう。撮影自体はできるが、小さな窓からのため、撮りにくい。メキシカンのタコスを6ドルくらいで買って、寝たり、風呂に入ったり、書類チェックをしとるとはやくも24時。ちょっとは、発表の準備もしないとなあ。時差があるのだから、今となって思えば、発表は遅めにしてほしかったなあ

夜中の2時半になり、ようやく発表練習終了。時差のため、夜中で無いと、頭が働かん。日本時間にすれば、夕方6時半で勤務時間だけど。会場へは、キャンパスを横切るとテクシーでも20分位で行ける。寝坊しないように、もう寝る

9〜19日 日〜水

スタンフォード(米国)再訪問。発表は10日(月)午後

4日

F1のフェラーリは、世界最高峰のスポーツカー製造で知られているはずなのに、最近はオーバルでしか優勝できないようだ。年増のシューマッハーと一緒に、インディーカーに移籍するのではないか?

6月

24日 松本和子の不正研究費使用には驚いた。匿名で報道されていたときには、インチキ論文とかも調査中とあった気がするが、依然調査中なのだろう。投資業界では、中規模IT企業が逮捕され、そのパシリが喋ってしまうことで、ファンドの巨悪まで壊滅した。研究業界は株取引とは違うから、松本の背景にいる巨悪、とかにはならんのだろうが、朝鮮では研究チームの巨悪だけでなくパシリもいくらか逮捕して徹底的にチーム全体を洗ったのだから、早稲田もしっかり調査してもらいたい
23日 はじめて、デジタルビデオ(松下)とパソコン(アップル)を繋ぐことができた。このデジタルビデオとパソコン(ソニー)を悪戦苦闘したものの、再生しか出来なかった暗い過去は洗い流すがごとく、つなげたとたん、ムービーのパソコンへの取込みができた。スタンフォードの会場で、どんなムービーを流そうかな?
20日

やはり予想通り、ジーコ日本はクロアチアと引き分けだった。自らブラジルの名FWだったジーコに、ゴールの真ん前でもボールを蹴ることさえ出来ない日本の代表FWは一体どう映るんだろう?ジーコの顔でブラジルは控えで対戦してくれるというが、勝たなくていいから、最低ひとつまともなゴールを入れて、帰国してほしい

19日 久し振りにプログラム開発環境を開くと、一年前に書いた複雑だが妙に整然としたC言語のプログラムに見入る(Anal Chem 2005で発表したもの)。今回のプログラムはさっさと出来たので、早速3月にとったデータ処理(修正版)を行なった
15日

サッカーはイタリアでの汚職以外はガチンコのようだが、ブラジルは決勝リーグ進出は間違いないのだから、ジーコが頼めばわざと負けてくれないのだろうか。ちょうど読売の選手やヤクルトやタイガースの選手が、ソフトバンクや楽天との交流戦で遠慮がちにプレーしているように、ロナウジーニョやカカも母国の大先輩には遠慮があるだろうし。するとクロアチアとは引き分けに持込むとして、予想ではブラジル2-1、クロアチアと日本が1-1-1分け、オーストラリアが1-2となる。いくらジーコでも、ブラジルに2点以上の点差で勝たしてくれ、とは頼みにくいだろうなあ。やはり、クロアチアに勝つしかないな

8日 わての勤務先の東工大・分校のJ2ビルディングがシンドラー・エレベーター3基使用中(マスコミ報道済)。新しい20階の建物というので2005年夏にオレがオレがといいながら、引越されはっとんたんやけどなあ。わてはその隣のボロの建物(G1ビルディング)に居りますが、三菱製のエレベーター2基も装置を運ぶ時くらいしか使いませんが
8日 余罪の可能性はないだろうから、おそらく村上容疑者は保釈されるのだろうが、保釈金がいくらになるのか興味深い。ぜひ何千億円払ってもらって、「世直し」してほしい。それにしても、村上容疑者が逮捕されて安心したのか、タイガースは負け続けるし
7日 盗作でようけ絵画大賞を貰った方、いまさらひとつひとつ返上されるのは勝手ですけども、その方より劣っているとされて「不合格」となった画家の方々、ほんまアホみたいな気分でっしゃろうなあ
4〜5日 日〜月

つくば実験巡業(高エネ研)。しばらく納得いかなかった重元素サイト構造のデータ群が得られたのだが、測定中は集中する作業はできないので専ら畠山容疑者のニュースをウェブ読売でみていた。「犯人は分かっている」のだが、どの時点でどこまで発表するかが面白い。深夜にさしかけて、任意聴取(近所の33歳無職女) -> 白軽自動車押収 -> 逮捕状 -> 氏名公表 -> 写真掲載、と、自らはサイエンスの仕事をしつつ、ジャーナリストも徹夜で仕事をする様子が手に取るようにわかり面白かった。

それにしても豪憲くんと畠山容疑者の家に挟まれて住んで居られる方には特に生きた心地がしないだろうなあ、と夜中の冷えきった北関東の敷地でまったく背筋が寒くなった

1〜2日 木〜金 なにわ巡業(大阪大学)。なんばのホテルから吹田の阪大まで1時間20分もかかった

5月

30日 子供の運動会を応援した後、19〜22日の放射光実験報告をつくばに送る
26日 アメリカから取り寄せたドキュメンタリー付きスメタナ四重奏団DVDを観て、気分もほぐれてよく寝た
25日 やっとこさ申請書をSPring-8に送る。つくばでは実験で徹夜し、荷物を纏める暇もなく今度は実験申請書で動かぬ画面と一緒にセミ徹夜。しかし、スメタナのホ短調弦楽四重奏は精神と聴力の障害ゆえに、あれほど感動的なのかもしれん、と思い始めた。それなら、フラフラになって作った今回の申請書は高く評価されるかもしれんなあ
24日 なかなか動かない、SPring-8ビームタイム申請書のウェブ画面・・・何百人が殺到しているんやろうなあ、昼休みに一寸空いてたけど。スメタナ作曲の弦楽四重奏曲を聴きながら入力していると、精神障害と完全な聴力障害の中でこのような感動的な作品を創り出した作曲家の最晩年の心情が少し分かる気がする
22日 実験が旨く行かなかった、というと、ヒトというものは嬉しそうにいろいろ言ってくるのに、完璧な成功、というとリアクションが無い。「人民の相対的幸福」とか宣ったナチスの根性がまだ日本中(世界?)に残って居るようだ
19〜22日 金〜月 つくば巡業。いいたい放題・つくば編を綴ってから4年(前回のつくばでの類似実験)。読み返すと、片言を喋っていた幼児が独りで学校に行くようになっているわけだから、歳はとるわけだ
10日 パワーブック(パソコン)を買って4年半。これまで何度製造元に突き返して修理したことか。そのパソコンのファイヤーワイヤー端子を今日初めて使う。えらく速いし、気に入った
9日

最近の環境化学の論文のゲラ原稿(PDFファイル形式)を掲載

9日 最寄り駅の改札で、チビを迎えに行き、迎えまでに待っている時間が楽しい。不思議と毎日同じ教員の人が講義なんやろか、会議なんやろか決まった時間にいそいそと自動改札を越えてゆくし、慣れないスーツ姿で就職活動の学生さんも学校でいるときよりなぜか生き生きしとるし。しかし、2時頃に登校している学生も随分見かけるが、うらやましい限りだ

4月

26〜27日 水〜木

20年めのつくば巡業。最近の新聞記事によれば、放射線業務手当というのがあるらしい。夜中の運営もあるから宿直手当みたいなものだろうなあ。まじめに通っている私も、金本選手や松井選手のように表彰してほしい

20日 この書類地獄の時期に、千葉まで出かけて丸一日安全講習、トホホ。まあ、退屈な時にアイデアが閃くかもしれんしなあ
15日 生命体の寿命の維持は、バランスの維持ということに尽きるやろうなあ。あれこれ勤労が降り掛かってくるから、なかなか身体の中から染み出てくる毒素が出切らない。静かな土曜日、ベートーヴェン30歳の頃のソナタ作品14の2を聴いて、やっと念願のデータ解析を始める。月曜になれば、また勤労で毒素が溜まるんやろうけど
6日

小学校の入学式と大学院(職場)の入学ガイダンス。文部科学省の管轄でいうと、ゆりかごから墓場だなあ。稽古事でもそうだが、勉強も最初は伸びるが、次第に伸びがサチってくる。大学院でダメになってしまう人も多い。新しい小学生たちの好奇心に溢れた目を見ていると、研究も結局は発見の喜びを求めるという無垢な感情を持ち続けることだと感じた

3月

26〜29日 日〜水

大学〜大学院の研究室の同窓会の類い、日本化学会年会、大学(専門配属後)の同期会がまとめてあった。昨日講演からの帰路は、さすがに空腹と疲労、胃酸の出過ぎで、宅急便のクルマに自分自身を配送してほしいと思うほどだった。不思議なのは、大学生の頃の人間関係がそのままで、話を聞く役になり、話を聞いてもらう役になっている。飾り立てた論文や講演は、後年に身につけた虚飾なのかもしれんなあ

22日 出先からの乗換えでふと立ち寄った中古CD店で、スメタナ弦楽四重奏曲1番「わが生涯より」の管弦楽編曲版(ジョージ・セル編曲)という珍品があったので買ってみた。どうせならセル指揮の盤がほしかったが、それなら500円では買えんよなあ
15日 どうしても出典の分からないプロシーディングのような英文コピーが昨年末頃からずっと気になっていたのだが、今日海外からのポスドク希望者の書類の整理をしていると、そのうちの一人の現在の研究テーマであった。自分の記憶が悪いというより、情報洪水だ
8日

SPring-8発11:48、学生や共同研究者をおくるために最寄りのすずかけ台駅到着したのが20:30。東京に戻ると、SPring-8での5日間は夢物語、お伽噺のようじゃ。これまでのSPring-8旅路宿使用車をまとめた

3〜8日 金〜水 トップアップ運転(ビームを飲み会のようにちびちび継ぎ足すこと)、水平集光ミラー(ミクロン単位にまで凹レンズのようにビームを絞ること)、MOSTAB(ビームが同じところに居るようにフィードバックをかけること)が相俟って、実に正確で、再現可能な実験。新知見が得られた
4日 マシンタイムだが、調整と平行して実験を始める。夜中までに分光器を合わせる。本人は徹夜している間に、テレビ朝日系列・夜7時からのバラエティ「ドズペ」にインタビュー出演
3日 勤務先から634.5キロ、13:40〜22:06、8時間26分でSPring-8着。15:20頃、日本平SAで眠気覚まし。16:40頃、かなり暖かく浜名湖SAでまた眠気をとる。名古屋渋滞後、18:40頃養老SAの給油機は、実に速い。20:45頃、西宮名塩SAで軽い晩飯。明日のドスペの件かもしれないと気になり、ケータイの非通知にかけ直してみるが、違うようだった。下弦の月が地平線に入る頃、到着

2月

28日 テレビ番組の制作スタッフが今日来られるということもあり、勤務先の部屋掃除用に5000円の掃除機を買った(日立製)。素晴らしいパワーとコンパクトさ、取り回しのよさが同居。何と、5つのパーツがコクヨ・事務机の引き出しに収納できた
27日

会議でいつものようにうとうとしていて、ふと意識が戻って窓の外を見ると、薄紅色の梅が毅然と、凛と咲いていた

25日 荒川選手の上位入賞は戦前から読めたが、アメリカの選手は2度もこけて銀とは、本人もこんなんで銀でいいんやろうか?と(英語で)いっているようだったし。そういう意味では荒川選手が完璧に近い演技をしたことで、フィギュアーという種目そのものを救ったといえるのではないか。2度こけて金、というわけにもいかんやろうし
25日 久し振りに自分で触媒を作っている。この統計的な世界がどうのこうの、と書こうと思ったが、それをいいだすと凝縮系の電子論とかもそうだよなあ
9日 先月始めた有機金属クラスター錯体[Pd9(1,10-phenanthroline)(CH3CO2)3]60の化学合成、出張と雑務をかいくぐってようやく完了。何に使うかは秘密
4日 近日投稿予定の論文の分子モデル図をみた息子が「蜂の巣みたい」といった。蜂の巣の形状から共鳴電子構造や高効率触媒反応槽を考えた人間もいたことを考えると、はびこるエセ科学者らよりもずっとマシな感覚だ。実際6回対称のモデルだったし

1月

27〜28日 金〜土 仙台へシンポジウム巡業
25日 やたらに割高の携帯式デジタル音楽プレーヤーを買うのはどうしても納得できないので、ボーダフォン携帯電話用にアナログケーブル端子(千円)を買って、アナログ録音している。出張用にジュリーニのマーラー9番とバーンスタインのマーラー8番を入れた
20日 4年間、今日で48回め、試験立会いを含めると51回めの慶應講義。おそらくこれで彼の地を訪れるのも最後、と思い気合いを入れてパソコン片手に現地に向っていると(研究上の考え事をしながらではあったが)、ものの数分前に中山駅で人身事故があったとかで、横浜線ストップ、進路を塞がれる。しかたなく大井町線経由で遠回りして行くが、最後というのにモヤモヤした気分のままだった。関係ないが、中嶋悟の最後のレースは、オーストラリアGPで2〜3周くらいでミスってスゴスゴ引き揚げていたのを思いだした
17日 わてはアメリカ化学会に入っても居ないのに、投稿した論文をリストにしてわざわざこんなリンクのページまで作ってくれとる。年末にはアメリカから毎年クリスマスカードまでくれるし。下手な友達よりずっと親身な感じがしますわな
14日 本田竹広さんがご逝去。リハビリ直後に弾いたといわれる「ふるさと」「夕焼け小焼け」「赤とんぼ」「七つの子」「仰げば尊し〜校歌メドレー」らの虚飾を捨てた、心そのもののような演奏に出会ってまだ一年と少ししか経っていないのに・・・最期をも予期したための、澄み切ったような演奏だったのかもしれない
12日

久し振りに化学合成を行なっている。肉眼でも質の良い結晶は出てきているが、いかにも収率が悪いのでなぜだろう?朝鮮の生命系の研究者のようにインチキ論文を基にしたせいか?と一瞬懐疑的になったが、貧溶媒を足すとパラパラと結晶ができてきた。論文の実験のロシアと室温が違うせいかもしれない。

対称性の高い新規分子がキレイだ、とかいっても共感する人間はおそらく少ないのだろう。何でも使えればよいや、とサイエンスや論理に美を求めない。あげくのはてには、芸術にも一時的で、うわべだけの美や感動や求められるのだろう

7〜9日 土〜月 放射光学会年会(名古屋大学)
6日 ビームタイムや海外シンポジウムやらで飛び飛びになっていた慶應大学に久し振りに講義にいくと、「お久し振りです」と掛け声をいただく。こんなにチヤホヤしてもらえるなら、講義だけやっていてもいいなあ、とふと思う

2005

12月

29日

ジュリーニのグレート(シューベルト、D944)を聴き較べながら(シカゴのものとバイエルン盤)を聴きながら、もうすぐ締切の総説原稿を書いている。今年一年、いろいろな人間にいろいろ言いたいことはあるが、こうした気分のよい時間があるのなら、いろいろなこともあっていいのだろう

22〜23日 木〜金 構造と反応ダイナミクスに関するシンポジウム(山上会館)。ワイキキで引いた風邪のせいで、会場で他人の話を聴くことさえキツかった
16〜21日 金〜水 ホノルル学会巡業(シェラトンワイキキ)
15日

3年前の今日、SPring-8(兵庫県)へと嫁いだはずの蛍光分光器が、今日私の許に帰ってきた。先方でお世話になった方々(物質研メンバー)も、かなりSPring-8には居らんようになられとる。昔の人は十年ひと昔というたが、今から3年後にはどのような科学技術の情勢になっとるんやろうなあ

14日 仕事の効率を上げることも大切ではあるが、職場の部屋を最後に掃除したのは晩夏だったか?ホコリのせいで咳が出るような気がし始めたので、掃除機をかけた
13日 芸能人のようにチャラチャラしたスポーツ選手が多くて辟易するけども、3億円更改の西口投手、また(ノーヒットノーラン、完全試合)あと一つのところで打たれたい、とレベルの高いジョークをおっしゃる。彼のように高いレベルで、また次を目指すから実際競技に取組んでいる様子も爽やかに見えるんだろうなあ。ワイキキの空港で見かけるかもしれん
12日 今時、光速インターネット環境等がもてはやされているが、職場のテレファックスを小型化してノートパソコンの後ろにひかえて置くと、ハイテクに負けないご利益がある。だいたい電話やFAXは午後2〜5時に来るので、パソコンで作業を止めずに左手と左耳、口だけで電話に対応できるのだ。脳は当然マルチタスクだから、右手と目は研究を忙しい午後もずっと続けて居る
1〜4日 木〜日 つくば放射光巡業

11月

30日 自宅で4年、職場で6年働いたパナソニック製テレファックスが退役。シャープの実にコンパクトでシンプルな新しいのが今日着任。パナソニックは売ってしまったので、丸一日程度電話無しの状態にしておいて今日電話線をシャープに繋いだとたん、決壊した堤防のように電話の洪水、数時間で10件ほど
20日 正直、途中で止まってしまうだろう、と思っていた高橋尚子さんが優勝。所用で出かけていたためビデオに撮ってあるので、これは保存版になる。1レースを通して観ると、他選手に較べマラソンを速く走るために無駄なものを一切切り捨てたような、いわば究極のスポーツカーのような長身の体型で、負けるはずがないと感じた。2年間の臥薪嘗胆を経た超一流のいう「いま壁に当たっている人は、今日一日だけでも3週間でも、目標に向かって頑張ってください」という言葉には説得力があった
17日 9月13日にシカゴの中古店に注文したシカゴ交響楽団のCDセットが未だ届かない。地球は広いなあ〜(後日談:先方が送り忘れていたようで、代わりに送ってもらった分が10日間位で着いた。ショルティのベートーヴェンはホンマ、凄い)
14日 SPring-8ワークショップ 「触媒と放射光利用」で依頼講演。会場:丸ビルコンファレンス スクエア(東京駅隣り)
9日 「電車男」に引続き、欠かさず拝聴している伊東美咲さんのドラマで「成功することが一番で、次が失敗することで、一番ダメなのは挑戦しないこと」というくだりがあった。しかし、続けてうまく行っている時に、ボツンと没の知らせが来るのは水を差されるようで実に嫌なモノだ
8日 2歳という時期は、五感で感じとるものを凡て学び取るようだ。その好奇心たるや大いに結構なのだが、昨日見ると定価で10万円以上する国産高級CDプレーヤーのトレーを手づかみで開閉して笑っている(小さい割には結構分厚い掌で!)。大事に至る前に、毎回コンセントをこっそり抜くことにした
3日 旗日の午前、自由な発想の阻害剤も今日はキャンパスには無い。ふと緑をみると、平成8年と平成9年退官記念植樹が、排気ガスでかなり傷みつけられて植わっている。この時に退官したお人たちには、もう死んだ人もいるんやろうなあ。ちょうどその時期滞在していたカリフォルニアの青空と空気が懐かしい

10月

31日 健康診断で初老の医師と面談していると、親しげにパソコンによる眼の劣化について教えてくれた。その親しげな表情をみて、医師という職業に嫉妬をおぼえた
27日 私の勤めている分校(東工大)の研究科(総合理工学研究科)で、教員と研究室学生全員がトラブルになり、研究科内調査委員会によるヒアリング・検討により該当教員に訓戒やったかな、あと減俸の処分がとられるとのこと。メールでああ書いた、こう書かれた、からだれか審判してくれへんかいなではなく、当事者間で少しは話し合いは出来ないのだろうか?どちらかがどちらかを虐めたりすること以上に、この分校では誰も心を割って話さず、計算機のプログラムのようにルーチンの課程を終えて、卒業したらさようなら、という現状のほうがもっと問題やと思うが
23〜24日 日〜月 つくば巡業
20日 最初映画館でみて22年半になるが、ついに「砂の器」がデジタルリマスターされて発売になる。早く見たいなあ
17日 専らこのページの反響が英語でばかり来るようになっているので、手間のため中断状態になっている英語版・いいたい放題も再開しようと考えている
13日 2度延期になった運動会は、平日の今日に。久し振りに太陽の下で解放された気がした
4日 先月生まれた娘がようやく退院。生まれた時にBGMでかかっていたドヴォルザークの弦楽六重奏曲イ長調と、田舎に20年近くほったらかしてあったカセットテープに撮ってあったシューベルトの9番グレイト(ジュリーニ指揮、シカゴ交響楽団)を最近気に入っている
3日 春に来るはずの科学研究費・基盤が季節外れの秋に来た。はるかにパワーアップした新規申請書(アイデア)がすでに手許にあるんですけど。死んだ子が戻ってきた感じやなあ

9月

29日 以前は、申請の類いの書類に「ぶんこう(分光)」とタイプしていたら「分校」と出てきて、哀れな東工大のすずかけ台分校で笑いを誘ったが、最近では「しょくばい」とタイプするところを一文字打ち間違えて「商売」と変換されてきた。誤変換は大変示唆的である
25日 九州新幹線のストラップやらイラスト入り鉛筆、マグネットの類いに子供たちは喜んでいるが、錆びれた熊本駅前に泊まって、駅で見かけたのは専らディーゼル車のみ、バス以外で自分が乗ったのはチンチン電車だけである
24日 ウェブ上での宣伝と条件が違うためキャンセルした「熊本ステーションホテル」だったが、なぜかずっと新しく部屋も豪華で、食事もよい「JR九州ホテル熊本」の方がわずかに割安だった。液晶テレビも近代的で、画面も繊細だったし。パンフレットの値段とも違うし変だな、と思っていたが、クレームをいって代替の部屋を探してもらった時に、元の値段よりも高くならないようJR九州ホテル熊本に交渉してくれてたんだなあ、きっと
20〜23日 火〜金

世間ではダブル3連休に挟まれた平日というのに、熊本くんだりまで出かけて会合。マイレージが貯まることくらいが楽しみかな?

20日 熊本旅行の前に、"X-ray Absorption Fine Structure Combined with X-ray Fluorescence Spectrometry. Improvement of Spectral Resolution at the Absorption Edges of 9 - 29 keV", Yasuo Izumi, Hiroyasu Nagamori, Fumitaka Kiyotaki, Dilshad Masih, Taketoshi Minato, Eric Roisin, Jean-Pierre Candy, Hajime Tanida, Tomoya Urugaのゲラ校正完了
15日 バカの一つ覚えで「郵政民営化」とだけ繰り返してキャッチフレーズとした自民党が圧勝し、年金・税制・政権交代と合理的な説明をした生真面目な民主党は要を得ないと見なされ存亡の危機。民主党のブレーンがテレビで嘆いていたけど、これはサイエンスにもピッタリ当てはまる気がする。高校の教科書もろくに分かっていないような者が研究者のかなりを占めるのだろうから、大勢の支持を得るにはシュプレヒコールを繰り返すのが肝要なのだろうなあ(まあ、自民党のリーダーは大衆掌握の演出のツボを的確にいつも押さえていることもあるが)
8日 駅前の3階建ての古いビルがマンション建設のために打ち壊されている。周りにカバーを掛けてビルの解体が重機で進められているが、重機の入り口のカバーのすき間から見える、解体中のビルはさしずめイスラエルかパレスチナの爆弾テロの直後の風情で、殺伐たることはなはだしい
5日 昨晩の驟雨、たったあれ位、とタカをくくっていたら、溜まった水の重みに耐え切れずに自転車のカバーが大破していた。米国でも台風による冠水で貧乏人やらお年寄りが亡くなっていると聞くし、自然のエネルギーは膨大である
3日 田舎にほってあったフルトヴェングラー著「音と言葉」をウン十年振りに読み返している。「全ての偉大なものは単純である」というのは的を得ていると思う

8月

30日 シャンシャンと音のカーテンをついこの間まで集団構成していた蝉が、つぎつぎに戦死を遂げているかのようにみえる
26日 ジャンクメールのアドレスはどうやって売り買いされるのか知らん(特に海外)が、ジャンクメールのアドレスリストに、随分昔の卒業生の「清瀧くん」と「清水くん」がコンスタントに入っているのには全く笑える。高エネ研のウェブ経由で漏れたのかな?
26日 "Creation of Micro and Mesoporous Fe(III) Materials utilizing Organic Template followed by Carboxylates Exchange for the Low Concentrations of Arsenite Removal"を米国化学会・物理化学誌に投稿
25日 先月に投稿したX-ray Absorption Fine Structure Combined with X-ray Fluorescence Spectrometry. Improvement of Spectral Resolution at the Absorption Edges of 9 - 29 keVが米国化学会・分析化学誌に採択
20日

DiskUnionで2000円で見つけてきたマゼール/ウィーンフィルのチャイコフスキー交響曲全集(1964 - 65年録音)はなかなかいける。きびきびとすっきりしているところが本当のチャイコフスキーの男性的な心根のようでよい

11日 テレビ「電車男」第6話。数日前新聞をみていたら、「伊東美咲さん(エルメス役)は台詞を棒読みだ」とかいう記述があったが、とんでもない間違いだ。正確で美しい日本語がどのようなものであるか、彼女の台詞を聞いていて自分は分かった気がする。役職名や大学名を振りかざして「正しい日本語は」とか蘊蓄を垂れたり、老人のごみエッセイの類いには本当に辟易とするが、素朴な心情が伝わるような簡素な言語表現が、実は一番きれいな日本語というのは大変示唆的だ。現代の本質は、エルメスのような素朴な心情自体がなくなってしまっていることではないのか
6日 勤務先のいくつかの専攻(学科のようなもの)で受け持った講義レポートを読んでいると、お世辞もあるのだろうが、知らない研究室の学生さんたちが「講義が実験を進める上で役に立った」「他の講義レポートの役に立った」「テーマや研究を立案してゆく参考になった」等、気持ちが悪い位、褒め言葉が並んでいる。お世辞に乗って喜んでいるテレビドラマ「電車男」の気分だが、自分にとっての「エルメス」とは一体何なのだろう?
4日 旅行から戻ると、いつも思わぬ改築が始まっていて、驚く。数年前は隣のじゃんがらラーメンが一徹に改装(現在はネット喫茶)されていて驚いたが、今回は駅前のセミナーハウスがマンションんへと改装されるために取り壊されていた

7月

31日 Jul 31 - August 4、夏休み
29日 3つの会議の前後にしゃかりきで論文を書き進めるが、アメリカの自動車レースのようにしょっちゅうペースカーが入ってきて隊列を組まされるみたいで、一向に進まない。しまいには専攻会議室で教員ビール懇談会が始まってしもうて、ついに雑用の方が主役になってしまいました。麻薬やヘロインでフラフラになりながらも名演を残しているチャーリー・パーカーやチャーリー・ヘイデンを見習いたいと思ったが、二人ともCharlieなのは偶然?
27日

2005年11月14日開催、SPring-8ワークショップ「触媒と放射光利用」にライブ出演することが決まりました!皆様のご声援を楽しみにしております
会場:丸ビルコンファレンス スクエア

27日 台風一過のきらめく陽差し。豊穣な自然の絶え間ない力強さにどっぷり浸ってみたくなる
25日 東大の生産技術研究所を訪れる。井の頭線・渋谷駅、駒場東大前、変わらないなあ。駒場の教養学部の時計台を見て郷愁が湧いてきたけど、郷愁に浸っている場合でないと思い、教養学部を散策するのは止めにした。駅前の味は今一の蕎麦屋で昼飯
22日 マイルス・デイヴィスはPrestigeからCBSにレコード会社を移るにあたって、確か1958年だったかな、続けざまにスタンダード曲やらソニー・ロリンズの曲をスタジオで吹き込んで、いわゆるマラソンセッションを完成させた。煙草に火をつけているジャケットのSteamin'、トランペットのコラージュ風ジャケットCookin'、倉庫の前のWorkin'、そして録音用マイクの位置まで手に取るように聴き取れるRelaxin'、いずれもジャズ史上に残る名盤と私には思える。で、マイルスに負けないように、本年4作めの原著論文を書き始めた
21日

定価で買うにはちと高いZARD「What a Beautiful Moment Tour」DVDを安価で仕入れて、深夜鑑賞。曲の出足でたびたび半音近く音程がずれてるのに、徐々に音程が合ってきて、独特の味を出されている。ヘタウマというのだろうか、技術は劣っていても独創性をもてれば一流ということだ。聴き続けていると、逆にそうしたアンバランスな歌唱が、逆に歌詞の世界の心理の揺れを直截的に描写しているように思えてくる・・・37歳にしては若々しく幼稚園の先生のような雰囲気(実際の幼稚園にはあそこまで美人はいないが)だし、「You and me」「来年の夏も」のアコースティックの、虚飾を排した演奏には強く共感できた

20日 横浜国立大学・環境情報大学院を訪れる。この大学に講義に最後行ったのはもう7年前なのに不思議と道を覚えているものだ
14日 夜テレビを見てると、よく教科書が話題になっとる。そんなに気になるんやったら、「歴史(国粋主義編)」担当・石原先生、「歴史(左翼主義編)」担当・不破先生、とか選択科目したらええですがな。今でも、日本史、世界史の選択はあるんやろうから。ほいで、期末試験は廃止、その代わりに期末に国粋編の受講者と左翼の受講者とでガチンコの討論会を実施する。殴り合いも可。討論優秀な生徒には国家首相の靖国参拝同伴体験をしてもらう、というのはどうでしょう?
13日 蛍光分光XAFS・パート15「X-ray Absorption Fine Structure Combined with X-ray Fluorescence Spectrometry. Monitoring of Vanadium Site Transformations on Titania and in Mesoporous Titania by Selective Detection of the Vandium K alpha1 Fluorescene」のゲラが完成(米国物理化学誌)。同時に蛍光分光XAFS・パート16「X-ray Absorption Fine Structure Combined with X-ray Fluorescence Spectrometry. Improvement of Spectral Resolution at the Absorption Edges of 9 - 29 keV」を投稿(米国分析化学誌)
11日 ジャンクメールにはうんざりするが、英語、日本語、中国語、朝鮮語ときて、今日ついにアラビア語(らしい、全然読めないので)のジャンクメールが来た!!
9日 なるべくしょうもない出張は止めようと努力しとるのに、この一年以内で沖縄、四国、九州、北海道と我が国の主要な領土(島)を巡礼完了。江戸時代の「参勤交代」は地方の大名をわざと何回も大勢で江戸に来させて、財力を消耗させる意図があったと聞くけども、現代の「参勤交代」は江戸のはずれに住まわせて、地方巡業に行かされることなんやなあ。決まって土日に来る欧米からの連絡が、ペリーの来訪を彷彿させますわな・・・

6月

30日 7月2日まで北海道で研究集会。雨で飛行機が遅れなければよいが・・・
27日 正午頃の真夏の日差しも、まもなく何やら怪しい曇り空へ。そんな中、雑草の緑は輝きを増し、だれも見向くことのない昼顔が地味な色で咲いていた
25日 パソコンの中のデータは圧縮できても、本棚の本は圧縮できない。あふれた学会機関誌の類いを捨てる前にパラパラ見ていると学会で神戸の街を歩いたこと等を想い出して懐かしい
18日 野茂投手200勝。ちゃらちゃらしてないのが何より魅力だ。彼ほどの成果がある人でも「目先のひとつひとつを勝つことを考えてやってきた」そう。自分も5年先、10年先の目標とかいわずに、目先のひとつひとつの論文のクウォリティを磨くように考えてやっていくのがええのかなあ?
16日 14日に亡くなったジュリーニを偲んで、彼が29年前にシカゴで吹き込んだマーラー9番を聴く
10日 朝早く電話は誰だろうと思ったら、計算機の会社の営業。一方的に話す上に、電子メールまで送りつけてきやがる。マンション経営の営業より下劣なやつだ -> 気を取り直して、Analytical Chemistry用の原稿のイントロと図を作る、徐々に自己陶酔的心理になる -> 昼休み(食事)-> 午後、雑用で問題を作るための会議。motivationが湧かない。妙に細かく審議されるので時間切れ、途中で抜け出す -> そのまま、実習講義の担当室へ。開始前に用を足しにいくと、掃除のオバさんがひどく疲れた表情で講義終了時刻を尋ねてくる(あとで黒板をきれいにしてくれる彼女に超過勤務を押し付けることになるのか・・・)-> たわいもない実習だが、学生たちの顔を見ていると、今日からの梅雨空のような気分に晴れ間が差し込んできた -> 部屋に戻る。気をよくして、Analytical Chemistry原稿のイントロ続きと図追加分(発光データとフィット)を作る。12日連続勤務の影響で、physicalには夕刻はだれてくるので、ショルティ-ロンドンフィルの惑星と威風堂々を聴いて、無理矢理気分を高める
9日 ビンテージ論文第2弾作成を再開。データは1998〜2003年産、新たに考案したプログラム処理を先月施した点がミソ。いわば、古い名演をデジタルハイビット処理で復刻するようなもんやろうなあ
3日

ジャンクメールの中にだけども、敬愛するウッディ・アレンの名言が原文で出ていたので、ここにメモしておきます。和訳で知っているより、味がある表現やなあ

"If they could figure out a way to channel my anger, they could solve the energy crisis."

5月

28日 ずっと寝かしてあったデータをウワッと論文にしたら、アメリカ人の審査員らもえらい興味をもってくれたのか、1ヶ月足らずで気持ち悪いくらい好意的なコメントが帰ってきた。ワインと同じで、データも寝かせるに限るようや
21日

もう1年以上前から、数10分しかもたなくなっていたパワーブックの内蔵バッテリーを交換。2万円も奮発したが、バンバンつかっていても内蔵バッテリーだけで3時間ももつぞ!この秋で4歳になるパワーブックやけど、何だか、年増の女優が急に妖しい輝きを見せ始めるがごとく、古くなったパワーブックを見直した一日であった

16日 詳細なプログラム・データ解析を進めていくと、最初は1年前、次1年半前、そして4年前、今日ついには6年前のデータ解析にたどり着いた。まあ、前世紀最大の科学者アインシュタイン博士も一般相対性理論の後は、統一理論を作ろうと何十年も頑張って結局うまくいかなかったのだから、自分ごときが6年前を振り返っても良しとしよう
12日 マクロメディアから自分宛に電子メールが来てるから、よく見てみると、「アドビがマクロメディアを買い取りました」だって!潰れそうなところを買い取るのと違って、スケールが大きくてよろしい。このページもグラフィックはアドビ、文章はマクロメディアで書いているし。ソニーがCBSを買い取ったくらいのインパクトがあるんだろうかねえ
9日 久し振りにプログラムを作っている。大昔は大型計算機、昔はワークステーション(UNIX)、一寸昔には個人用デスクトップパソコン(Linux)でやっていた演算が、マッキントッシュ(4年落ちパワーブック)でできるぞ!おまけに「Xcode」というソフトが自動的に立ち上がって、Visual C++のように宣言やら型指定をご丁寧に色分けしてくれたりして、至れり尽くせり。こんな、ノートパソコン一台あればロケットや大型加速器のデザインまでできる時代ならば、引きこもりのお人が増えても仕方ないなあ
4日 水(祝)

ゴールデンウィークの帰路は魔物。午後8時前にトーマスランド(御殿場近く)を出て、家に着いたのは午前3時前だった

2日

先週末、テレビでさだまさし原作映画「解夏」を観る。映画館にはもう何年も行っていないし、DVDで映画を観たりもしないが、この作品には感動した。映像も台詞も物語の展開も、大げさ過ぎないところがよい。意外だが、石田ゆり子の映画主演は本作が初めてだそう。若い頃には未だなかった独特の素朴な美しさと失明する主人公を支える様子とがよくマッチしていた

4月

27日

自分の研究上ではなく、確かに事務的用事ではあったが、2年前に訪れたお人に郵便を出したところ、先方の庶務課から丁重に「退職」の判が押されて返送されてきた。ふと、移ろいゆくものが人の世、ということを再認識させられた

19日 巨人のミセリが早くもクビ。防御率23.6というのは確かに余りに役立たずではあるが、かといって4回だけ登場してハイ引退、というのもキツい気がする。大学でも4回論文が棄却されたらクビ、4回研究費申請が却下されたらクビ、4年論文が出なかったらクビ、とかミセリ方式でやってみてもいいかもしれない
16日 花粉がようやくピークを越したようだ。決して楽とはいわんが、生き延びる元気が出てきた。花粉は中学のときからだから長い付き合いだが、今シーズンはその中でも片方の指で数えられるくらいのゴツさやった
12日

本当は家でゆっくり聴きたいのだが、実際にはBGMで本田竹広「ふるさと」を繰返し聴いている。聴きながら、経時的に記憶が回想されるから不思議なものだ。何度聴いても、演奏者の背筋を正した、実直で健全、明るい精神に惹かれる
9日 夏にだけ列車が停車する、郷里の海に、なぜか冬に独りで訪れている夢をみた。岩場に近い浜辺の植物が冬にも健在なことを確かめてから、夏には(田舎なりに)にぎわう浜の中央へ歩いていった
7日

さくら咲く。上の息子はさくら2組

3月

31日 4/2まで、ARAIで春スキー。東京から新幹線と列車で4時間程度の、この日本一の積雪ゲレンデをこれまで知りませんでした・・・終盤はゲレンデにも花粉飛び散る
25日

企業の買収騒ぎを野次馬となって、傍観するのは楽しい。金にものをいわせていると、やはり来たか、ヤフー。最後は巨億の富の力で、パシリの堀江などぶっとばされるということやな

22日 モーグルの上村選手のコークスクリューは、物理学の期末試験に出そうな凄い技と感心。上村選手のさわやかなオリンピック内定の陰で、飲んだくれて不始末を起こした別選手がモーグル自体のイメージを悪くしてるなあ
18日

講座の先生がご定年ということで、最終講義。その後懇親会があったのだが、普段面倒臭くてこうした場に出ていないのを強く感じさせられた。かつて研究を一緒にやった卒業生と再会したり、同じ専攻の先生と研究以外の話をすることもそういえばなかったな。一緒に研究トピックを進めている同じ大学の先生とも初めて顔を合わせて話したり。インターネット社会とは便利なようで、やはり顔を見ながら話すものたまには重要と感じた。ただし、今回も上の息子の誕生日の夜を犠牲にしている

16日 キース・ジャレットの新アルバム「Radiance」に負けないように、2001年秋(同時多発テロの頃)、2002年春、2003年春(米国がイラク侵略した頃)にやった実験に解析を加えてひとまず論文が一旦完成
12日 東工大2次試験(後期)監督のあと、懸賞で当たった木住野佳子トリオ・コンサート(舞浜)へ息子と行く。きれいで感じのよいおばさん(?)といった印象の方で、ジャズというよりキャッチーなフレーズを創るのが巧い人だな、と思った
8日 2晩聴きに行ったキース・ジャレットの2002年ソロ・コンサートのうち、150回記念上野(2002.10.30)でのものが来月27日発売の新作「レイディアンス」に含まれる模様。2枚組でもう一枚は大阪(2002.10.27)でのやはりソロ(当日の感想記録
3日

光科学技術研究振興財団の助成贈呈・表彰式へ。晝馬理事長の基礎研究を重んじるお言葉に感銘を受ける。晝馬理事長は余りに有名であるが、その他、分子研の見附さんと久し振り(20年振りくらい?)にお話したり、慶應の秋津先生や阪大の関山先生(、阪大の難波名誉教授とも少しだけ)とお話しさせていただき、楽しい浜松でのひとときだった

2月

26日 昔のデータを論文にする作業をしていると、昔の恋人のよさを再確認しているような気持ちになる。つまらない他人の研究ばかり聴いていると研究がイヤになるが、自分のデータを見直して編集してゆくと、アマゾンのど真ん中で道探し(謎解き)をしているような気持ちになる
23日 電車に乗り遅れたヒマに新作を読める「人の世では行く人来る人多き春に 今年も変わらず春一番吹く」
22日 元メジャーリーガー吉井。オリックス再契約年俸は500万だそう。出来高がなければ、オレの給料のちょうど半分なんだな〜ガンバレ、吉井!
22日 雨の日に行くDisk Unionでは、マーラーは安い方から買うほどよい。クーベリックの5番もケント・ナガノの3番も気に入っている
16日 明け方の地震で、自宅に飾ってあるLPレコードのうち、ベートーヴェンとラヴェルのものが落っこちていた。なぜか、ガーシュウィンのものは無事
14日 言い古された言葉だが、「ピンチは最大のチャンス」というフレーズを一番最近聞いたのは、ほりえモンのインタビューだったかな?まあ、ほりえモンは頼まれもしないのに、自らピンチを招いているような気もするが・・・
9日 スペイン息抜きタダ旅行(スポンサーはJTB)から一年になるが、現地でのケータイレンタルの請求はついにこないな。そんなことなら、もっとバンバン使ってやればよかったな(結構バンバン使ったが;多分1時間弱)。ここに書いたら、慌てて請求してくるかな?
8日 学会誌の小稿の校正を行なう。それにしても、昨日は幼稚園の先生が風邪で面接中止、今日はわが幼稚園児が風邪で休み。何とも気合いの入らない一日だったので、夕方には2ヶ月位振りに部屋の掃除をした
7日 何でもオンライン化するのは便利でよいのだが、例えばコーヒーでもすすりながら、論文誌を喫茶店か自宅で拝見、ということはとんとやりにくくなった。すくなくとも、モニター画面が目の前にある必要があり、それだけで自由にアイデアを練る気分が変わってしまう。オンラインはやらずに、あえて冊子体だけの論文誌などもあってよいように思うが・・・

1月

28日 兼務先の慶應理工での試験。問題を解いている40人の学生さんたち(主に応用化学科)を見ていると、自分ももう一度一流大学の学生をやりたい気持ちにかられた
26日 どんな組織にだって、皆のお世話の仕事があるはず。たとえば大学なら共通機器室の分析とか、電子メールやウェブサーバーの管理・運営とか。皆、本当は自分だけが目立つような仕事をしたいだろう。それで、そうしたポストの話題が昨日の教授会で出て、そのポストの業務が「事務」と紹介され、慌てて訂正される一幕があった。普段からそういう意識だから、そういう失言につながるのだ。昔サントリーの会長が「もっているゴッホは自分の棺桶に入れて焼く」と公言して大顰蹙を買っていた(失言後、まもなく死んだようだったが)のを思い出した
24日 いつも、いやいや使うマイクロソフト製ワード。ひな形がこの形式になっちまうと、これを使わざるを得ない。今日もいやいや使っていると、編集時間10時間超、無い知恵を絞って文書作成しておりますと、突如としてこの文書の2ページめ以降が印刷できないゾ。 何と、PDF印刷もできない!1時間弱試行錯誤(再起動、別名新規ファイルに内容の貼付け、ページ分割)をやっていて、やっと分かった!エルの字のフォントをITC Officina Serif BookItalicに変えたせいだ!環境によっては印刷できなくなるフォント等入れないようにしてほしいナ、いい加減にしろマイクロソフト!かといってiPodも軽蔑してるけど・・・
23日 大学1年の時、休講の2限の時間つぶしに行って以来のスケート(こどもの国)。やっと前に進む原理が(からだで)理解できた。以前から滑れないわけだが、不思議とリハビリで、元通り滑れるように回復している感覚があった
8 - 9日 土〜日 放射光学会で地方巡業(鳥栖)