表面化学研究室（千葉大学理学研究科）のつくばでの言いたい放題
「放題」の語源は和歌の「傍題」といわれています。題から外れた事物を歌うのが「好き勝手な振る舞い」という意味につながったと考えられます
初体験〜19〜触れ合う素肌
そう、あそこと触れる感触が好き。触れ合う素肌・・・燃え上がる心。息子の顔にヒゲ面を擦り付けると大変喜び、笑い出すので、ヒゲを伸ばすことにした
初体験〜18〜密室のふたり
あなたの股間のその秘密のものが、眼の前に迫ってくる。胸の鼓動が抑えられない。密室。あなたが、この秘密の空間で、バスタブの湯に、腰をかがめて漬かったのは、今日初めてね。あまり熱い湯に入るのって、幼児にも医学的にあまりよくないっていうから、適宜温度調節しないと・・・
初体験〜17〜
ああ、その白いものが私の中を流れていくわ。次第にもうろうとしていく私・・・だって私、完全にあなたのもの。あなたに恋のリード、全てにぎられてる。
ホント疲れるわ、夜中暇つぶしに論文審査員への返答を書いていると。気分をよくするため、缶チューハイ飲んでるの。でも、審査員ももう少し勉強してからコメントを書いてほしいわ。人間、少し調子つけるといい気になるのは、日本だけ、男だけに限ったことじゃないようね
初体験〜16〜
濡れて、そして息さえとぎれとぎれになり〜
激しく、何かを求めるように口を動かしているわ。まるで欲望を満たそうとするかのように。
あなたは、その濡れそびれた世界で恋に泳ぎ続ける〜いやあなたは鯉ではなく金魚、数日ほったらかしておいても死ぬことなく、まだ生きているわ、今もえさを求めて
初体験〜15〜
久し振りのあなた - 遮光カーテンの中、ふたり深い眠りに陥った・・・目覚めて、連続朝マック10日めの記録は途切れてしまったけど、あなたは私がデータスキャンをやっていた間に格段に表現力が豊かになっているわ。あなたはいま、機関車トーマスの便座でうんちしてる
初体験〜14〜エピローグ
息もできないほど。
宿舎から筑波、大穂、富士サイトと走るわ。25分
初体験、そして別れ〜13〜
あなたとの生活10日間もいよいよお別れ。10項目以上の初体験をさせてくれたわ。お陰で身体はボロボロ。夜、貴方が寝静まったころに身を引こうと思う。最後の洗濯してる。X線ビームはまだ何も知らずにヘリウムガスの中で、化学物質と戯れてる。私、新しい人が出来たから、もう貴方とは会わないかもしれない。新しい人は兵庫県西部にいるわ。「恋愛と科学は似ている」って私いったよね？目的が得られるまでのプロセスについて話したけど、目的が得られてからの、達成感にとり纏う虚無感も同じ・・・
初体験 to go〜12〜
あなたはいつもミニスカートで私を迎えてくれる・・・でも、マニュアル通りに。あなたはどうしていつも、あなたの家で食事をするか、自宅へ持って帰るかどうか、必ず私に聞こうとするの？あなたにディズニ−は似合わないわ。こんなあなたに愛想も尽きず、今日で朝マック連続8日
熱い初体験〜11〜
熱いものを注ぎ込んでゆく・・・
あなたにいただいたのだもの、携帯電話と同じようにいつも胸に抱いてる。ファミレスのドリンクバーで、あまり喉が乾かなかったので、、満タン近くウーロン茶を注ぎ込んじゃった！ポットがあると、本当に便利
初体験（イミテーション）〜10〜
あなたにいただいた花束のこと、想い出してる。100均ショップで赤いバラの造花を買ってきて、ビーム制御計算機の隣に飾っているわ
初体験〜9〜
ずっと憧れていた。でも叶わない夢だと思っていた・・・あなたと初めて会ったのは、もう15年も前。あなたはあの頃はまだ青春の影を残していたわね。あなたには途切れるときでも、2ヶ月に一回は会っていたわ。そして、今日ついに、初めてあなたの全てを知った。Kエネルギー研究所最外周を走破、行き止まりを迂回しつつ41分。足が痛い！でも、今晩はよく寝れそう
初体験〜8〜
私は初めてでなくても、あの人にはきっと初めて・・・
あの人は、Kエネルギー研究所を初めて御覧になって、バーミアンで二人っきりの食事。私の心を射抜くような強力X線の指向性に心惹かれたようでした。今度あの人に放射光ビームエミッタンスの理論式を教えてあげる、といってまた誘い出そうと思っています
初体験〜7〜「国家公務員失格」
余りで純粋で、傷付きやすい心が壊れてしまう様子が描かれているが、それとは対照的に、老婆や全然好きとも思っていない女と次々とセックスしていく描写は、天と地がひっくり返っても理解できないわ。いろいろ思い悩んで、失敗することは素晴らしいことでちっとも「人間失格」ではないが、彼の審美観の崩壊には、はっきり言って、死がふさわしいとしかいえないし。ただ、研ぎすまされた感性は、凡人には理解できないのかもしれない。特に、バカ正直で損ばかりしている自分のような凡人は、太宰の女たらしの術、おバカな大学教授に取り入る術を学びとるべきである、と猛省させられた
痛い初体験〜6〜
楽しみにしていた初体験。でもそれは痛いだけだった。終わって、部屋に戻ってシャワーを浴びた。体がかゆく、何だか生理的に嫌な気までしてきたから。
楽しみにしていたのに・・・だって、散髪屋のおばさんときたら、親戚の子供が来ているため、話に夢中で、私の目の前でハサミは空を切り、話に興じているの！ブラシはぼろぼろで、頭皮に突き刺さるし。出来上がった髪型が恥ずかしい
初体験〜5〜
恍惚の心地。滴る汗。ピンク色に激しく燃え立つやわらかい肌。ふと、恍惚の吐息をもらしてしまう。外泊先に「草津温泉ハップ」を持参し、本格温泉気分を味わっている
恥ずかしい初体験〜4〜
は・じ・め・て。
こんなに小さいなんて。いつでもあなたと一緒だなんて。あなたは自動車を運転していたり、重要な打ち合わせのときに限って、こらえきれず、私の許へやってくる。本体+加入料合わせて1円のJフォンをもって、ちょうど一週間。通算通話料金1,020円
初体験〜3〜
久しぶりのまとまった外泊生活、しかも誰かの面倒をみたり、みられたりすることもないので、「初体験」が続く。あの衝撃は忘れられない。店内では、既成の概念を覆す欲望の供給をしていた。日雇い労働者、社会の底辺の孤独と満足。労働と欲望の充足。ああ、回転（くるくる）寿司に来たのは、何年振りだろう。まだ息子は連れていったことないが、このまずさでは止めとこう
初体験〜2〜
初めての体験、ほとばしる汗、胸の鼓動が少しずつ、興奮へ駆けのぼっていく。このままずっとこうしていたい。突き抜ける快感。下から見るだけだったつくば山へ行き、つくばグランドホテル近く無料駐車場からの22分間のジョギング
初体験〜1〜
初体験、でも本当は私初めてじゃない。それは12年も前のこと、そのときも初夏の陽気で、妙に突き抜けた気分だったかもしれない。人と何かを共有すること。下着。あなたの肌のぬくもり。12年ぶりに共有の洗濯機で自分で洗濯しました。旭化成の独身寮でいたとき以来
